あおり運転をするバカタレに物申す
ウェブで「あおり」検索。
「あおりイカ」より
「あおり運転」が出る。
そんな刺身ポン酢で食べて美味しくないもんウェブ上に出すなよ!
はぁ〜、恐ろしい世の中にため息も出る。
おっと、すまない口臭のケア、ちゃんとしないとね。
そんな事より、あおり運転をするバカタレに物申したい事がある。
「初心に返りなさい。」
車を運転する事って、免許を取得する事ってそんな簡単じゃなかったやんか。
仮免取るのも教習所卒業するのもさ、何時間も勉強してさ、筆記試験とか、運転試験とかいっぱい苦労したやん?
最終試験もいっぱい対策したでしょうがよ!
何を隠そう、筆者は卒業検定に2度落ち、最終試験に1度落ちている。
1度目の最終試験。
合格者発表の刹那、電光掲示板の一画面に
筆者の番号708だけが黒く眠っていた時は
とんでもない絶望を味わった。
しかし、周りに落ちたと思われたくなくて
スプレーをかけるような声で
「っし」
とガッツポーズしたのだけは記憶にある。
だからこそ、2度目の最終試験でやっと免許を取った時は嬉しすぎて1日中ニヤニヤが止まらなかった。
写真を撮られる時に
「もう少し普通の顔してください。」
と言われたのもいい思い出だ。
(画像は筆者の普通の顔)
もちろん、免許を取得してから運転は年1回に抑えている。
急いでる時などなかなか進めないと焦り苛立ち、あおる気持ちも分かる。
(筆者は助手席にいる時が1番あおってしまうヤバいタイプ)
しかし、みんな、初心に返ろう。
歩けるようになったのはいつ?立てるようになったのは?最初はハイハイしか出来なかったでしょ?
そこまで遡ってみればもうバカらしくなってくるからさ!
そう言って筆者は今日も家に帰りママのおっぱいを飲んで寝んねする。
「初心に返れ。無理なら家帰れ。」
おわり
焦燥の果てに
あなたは眉毛を剃りすぎた事はあるだろうか?
私はある。
「独奏者、独唱者」を意味するフランス語"soliste"ならぬ"剃りスト"である。
ある日、所用で証明写真が必要になり「カッコいい顔で撮りたい」という願望から、まずは眉毛を整える事にした。
そこで、イメージしたのは嵐の松本潤さん。
彼のような男らしく且つ凛々しい眉毛にしたくて、私はおもむろに洗面台の鏡の前に立ち、「いざ!」と言い、眉毛カッターを構えた。
満を持して「剃り」に臨んだ矢先、美しく整った完成系の眉毛、さらには松潤をも超える自らの圧倒的な美貌を想像してしまい、あまりにも興奮して手元が狂い
「ジョリッ」
1やらかし。左右の長さがアンバランスになってしまい、シンメトリーになるようにまた反対側を整える。
そしてもう一度
「ジョリッ」
2やらかし。みるみる内に短くなっていく眉毛とバケモノと化していく顔面。
どうやら手元だけでなく頭も狂ってしまったようだ。ここで一度、高い奇声を発して洗面台をあとにした。
撮った証明写真は一生馬鹿にされ、笑われるものとなった。
おわり
ヨーロッパ旅行6日目
起床後、身支度を一通り終え、最後に小さい鼻くそをベッドの横の壁に付け、ホテルを出た。
午前10時ごろ、アンドレ教会の鐘が鳴り響く。
これは日曜午前に行われるカトリックのミサの時間を報せる鐘である。聞き慣れない高音に左耳を突かれながらも、右耳のイヤホンでガイドさんの行う"慣れすぎて棒読みになっている説明"を聞いていた。
昨夜降った大雪が積もり、凍っている路面を何度も転びそうになりながらツルツルと進む。
「今までスベり知らずのこの俺がこれほど苦戦するとは。。燃えてくるぜ。」
と自分だけが熱かったようで周りの皆には色々な意味で寒がられていた。
最初に向かったのは映画『サウンドオブミュージック』の舞台にもなったミラベル宮殿の中の庭園で、恒例の写真タイム。
この辺りで段々と気付き始めている事が1つある。そう、僕は「写真を撮る事に全く興味が無い」という事である。しかし、この旅行の趣旨を根底から覆すこの気持ちを自分の中でボコボコにして沈めた。
そのように僕が心の中で戦っている間に、友達は女性4人組に写真を撮る事を頼まれていた。
「こいつは人が良いなぁ。」
と思っていたら、友達が俺に一言
「ニヤついた時に唇切れた。」
前言撤回。変態すぎる。こいつも一緒に沈めてやりたかった。
その後は、ホーエンザルツブルク城から市街地を見下ろしたり、モーツァルトの住んでいた家を訪れたりした。
自由時間になると、イタリアン料理の店に入りピザ(耳以外)を食べ、ザッハホテルではザッハトルテを食べた。
メニューが楽譜みたいで、豪華なシャンデリアもとても雰囲気を醸し出していて素敵だった。
今日は町が素敵な事はもちろん、友達が変態だって事と自分は写真に興味がゼロという事を知れて刺激的な1日になったなぁ。(ホテルの清掃レベルも)
ホテルに帰って4時間ぐらい2人でNumeronをして、この日が終わった。ホテルで遊んだ時間が1番長い事は触れないで頂こう。
逆転の発想
「叩く」という言葉に「非難する」という意味が付いたのはいつからだろう。インターネットが普及し始めてからは、たとえ地球の裏側にいる相手の事も「叩く」事が出来るようになった。
自分の事を棚に上げて匿名で誹謗中傷をする。まさに「目くそ鼻くそを笑う。」である。
話は変わるのだが「鼻くそ」と言えば、皆はどの指でほじるだろうか。親指か、人差し指か、はたまた小指か。ちなみに、僕のほじ指は親指・人差し指・小指の順に6:3:1の割合で使用している。ほじ指レギュラーに中指、薬指を起用している人がいたら是非教えて欲しい。レアだ。
ここで問いたい事が一つ。ほじった「鼻くそ」をどうしているのか。捨てるのか、どこかに弾くのか、食べるのか、もう一度鼻に戻すのか。
もったいない。
「鼻くそ」にも使い道がある事をご存知だろうか。
知り合いのある美女に聞いたところ、わざと「鼻くそ」を口元に付け、指摘してくれるジェントルマンを探しているのだそう。これからは、美女の口元に気を付けて、出会い頭に「鼻くそ」を指摘したい。
かく言う僕の考える「鼻くそ」の活用法をお教えしよう。
それは、
「あるホテルのルームサービスである清掃のレベルを知る事」
である。
ヨーロッパ旅行6日目の朝、僕は盛大に鼻をほじり、「鼻くそ」を取り出した。サイズは小さめ。起用したのは小指である。取り出す時はこの指を使用する。
「さぁて、これに気付くかな?」
ベッドのすぐ横の壁にしっかり貼り付け、帰ってくるのが楽しみになった。綺麗なホテルは清掃サービスがしっかりしているので気付くだろう。
しかし、、
帰ってくるとしっかりと貼り付けた「鼻くそ」がそのままの状態でこちらをあざ笑っている。まさか、この僕が「鼻くそ」に笑われるとは。僕は「目くそ」だったのかもしれない。
部屋はすごく綺麗だった。しかし、そこだけが、朝出て行った状態のままだった。僕は落胆しながら、自分で自分の「鼻くそ」を掃除した。このホテルは100点満点中90点だ。満点は付けられない。
このブログを最後まで読んでくれた「目くそ」の皆も、これからは「鼻くそ」を笑うのはやめよう。
ヨーロッパ旅行5日目②
晩御飯は自由との事だったのでホテルの近くのマクドナルドへ。
「あらやだ、こんなマクドナルドは初めてだわ。」
思わずオネエ口調になってしまったのは、そこに自分の身長を遥かに超える大きさのディスプレイが自信満々にそびえ立っていたからだ。しかも、数台ある。
「どうして大きくなっちゃったんですか。真面目にやってきたからですか。」
こんなにワクワクさせる事がここにはまだまだある。僕は身震いせずにはいられなかった。
もうお気付きの人もいるかも知れないが、このディスプレイでメニューを決めてタッチして注文するのである。
クレジットカード払いの場合はここで、現金の場合はカウンターまで行く。
そして、番号札を取って用意が出来ると席まで持ってきてくれるサービス。海外では普通になっているそう。
これだと間違いなく行列も出来ない。席の取り合いも無くなる。早く日本でも導入してくれ。そう願ってやまない。
席に着き、ゆっくりとクォーターパウンダー(日本では売ってない)をむしゃむしゃと頬張っていた。言うまでもなく美味い。最近は運動もしておらず、高カロリーを摂取してるという罪悪感に苛まれながらも、むしゃむしゃと頬張っていた。ここだけの話だが、もしかしたら、食べている途中にむしゃむしゃと言っていたかも知れない。
そんなむしゃむしゃしてる僕に隣の金髪レディが話しかけてきた。しかし、全く言葉がわからない。オーストリアはドイツ語が公用語なので、本当に何も聞き取れず、感じ取ることすらも出来なかった。むしゃむしゃと言ったような気もしないでもない。sorry.
その様子を察知したようで、おそらく英語に切り替えて話しかけてくれたが、わからない。ひたすらに。
出発前に「U.S.A.」を踊ったら何とかなると思ってた自分を殴りたいと思った。ひたすらに。
「Can I look?(見せて!)」
だけ聞き取る事が出来、全てが解決。
僕のクォーターパウンダーに興味あったのね。クォーターパウンダーって言っても通じず、実はそれはロイヤルバーガーと言うらしい。
とりあえず、デリシャスとだけ伝えておいた。
しかし、後で気付いたのだが、恐らく彼女が1番伝えたかった事は、
「Ich liebe dich」
こういう事だったんだろうな。
ありがとう、パツキン。
ヨーロッパ旅行5日目①
ヨーロッパ旅行5日目の今日はチェコのチェスキークルムロフへ。
到着は11:30。まず始めに昼ご飯を食べる。
ツアー予定表には今日の昼ご飯に『マスとポテト』と書いてあり、伝統料理かなと思いながら楽しみに待っていると届けられたのは
そのまんま『マスとポテト』
その感想は美味しかったととても浅いコメントだけ残しておこう。昨日の学びからチップはしっかり残しておいた。
その後、広場や様々なお店を見て回ったり、塔に登り見下ろす景色を楽しんだ。この街は『世界で一番美しい街』と言われているらしい。
そこでふと、
「ヨーロッパは『世界で一番』ってフレーズ多いな。」
と少し思った。
「一番かどうかは人それぞれじゃねぇのか?そもそも美しいとは何なのか?」
とも思った。
こんな事を思う僕の心がそもそも美しくないんだろうか。伸びた髭を1本1本丁寧に触りながら、『美』とは何かについて考えたが答えは見つからなかった。
そこで、街のある店の前に立っている白髪の渋い爺さんに聞いてみた。
「爺さん、『美』って一体何なんだ?教えてくれよ、わかんねぇんだ」
しかし、爺さんは無言のまま。前だけをじっと見つめている。ハゲた頭頂部には少しばかり雪がかぶさって寒そうだ。いつからそこでじっとしてるんだろうか?
その爺さんは目を引く存在で、道行くお客さんもどんどんと店に吸い込まれていく。
そこでハッと気付かされたんだ。
答えは簡単だった。美しくなろうとする努力、そしてその姿勢がもう既に美しいんだと。
つまり、過去の醜い戦争で失いかけた美しい景観を取り戻そうとした歴代の人々の努力、そして姿勢が評価され美しいと呼ばれるのではないか、という結論に至った。
現代においても、人に認められたい、褒められたい、よく見られたいといった欲求から髪型をセットしたり、ファッションを考えたり、化粧をしたり、、、
その努力、姿勢が美しくて愛おしい。そうか、そういう事だったのか。
「爺さん、気付かせてくれてありがとう。元気でな。」
そして、僕は嬉しくなり、笑みをこぼさずにいられなくなって小走りでチェスキークルムロフを後にした。
②に続く
ヨーロッパ旅行4日目②
半日自由行動の時間をもらった僕たちはまずしっかりと昼食をとろうと、旧市街広場から少し離れた中華料理屋さんに行った。
そこで注文したのは、麻婆豆腐、白ご飯、鶏肉炒飯、コカコーラ3つである。これは2人合わせた全ての注文量で決して多くはないはず。
中国人の店員さんは僕たちが日本人だと分かると英語で接客してくれたので何とか意思疎通が出来た。
僕が頼んだ鶏肉炒飯は、すごく米がパラパラとしていて、ベタついた米が嫌いな僕には最適だった。また、野菜にしっかりと食感があり食べ応えがあった。味付けも塩加減が絶妙でとても満足だった。
友達が頼んだ麻婆豆腐も少し辛かったがそれがまたご飯のお供にぴったりですごく食べやすそうだった。
食後には何故かオレンジが出て来て友達はものの一瞬で全てを平らげていた。何もかもサービス抜群かと思われたが、最後の最後のお会計。
支払い終えた後、友達は外に出ようとするが僕はレシートを睨む。どこかに行っちゃおうとする店員さんを呼び止めて、恐らく僕の頼んだ鶏肉炒飯が1つではなく2つになっている事を指摘。店員さんが申し訳なさそうに謝ってくれた。
海外では、日本人がカモにされるという事を聞いて疑い深くなっていたので、見つけたこのミス。たかだか95ck(チェココルナ)=約500円の事だが、もし万が一、何も気付かず店を後にしていたら、
「やっぱり日本人はカモだな」
と裏で思われたかもしれない。
しかし、それを防ぎ、さらには、
「oh,this is chip!!!!」
とイキり、
「日本人カコイイ!!」
と裏で言われるように、僕は返金を拒んだ。ここで注意しなければならないのは、友達が僕の分を一緒に支払ってくれたのでそのお釣り=チップは友達の懐から出たという事だけだ。
とにもかくにも、僕は良いサービスにはチップを支払うという事の気持ち良さを知ってしまったわけだ。しかし、あの中国人店員の苦笑い混じりの
「シェイシェイ」
は一生忘れられないだろう。